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古文単語「そこはかとなし」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
著作名:
走るメロス
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そこはかとなし
このテキストでは、ク活用の形容詞「そこはかとなし」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・ク活用
未然形 | そこはかとなく | そこはかとなから |
連用形 | そこはかとなく | そこはかとなかり |
終止形 | そこはかとなし | ◯ |
連体形 | そこはかとなき | そこはかとなかる |
已然形 | そこはかとなけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | そこはかとなかれ |
■意味1
どことはっきりしない、どこということもない。
[出典]:源氏物語 帚木
「そこはかとなき虫の声々聞こえ」
[訳]:(どこで鳴いているのかが)どことはっきりしない虫の声々が聞こえ...
「そこはかとなき虫の声々聞こえ」
[訳]:(どこで鳴いているのかが)どことはっきりしない虫の声々が聞こえ...
■意味2
はっきりしない、とりとめもない。
[出典]:徒然草 兼好法師
「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、...」
[訳]:することもなく手持ちぶさたなのにまかせて、一日中、硯に向かって、心の中に浮かんでは消えていくたわいもないことを、とりとめもなく書きつけていると...
「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、...」
[訳]:することもなく手持ちぶさたなのにまかせて、一日中、硯に向かって、心の中に浮かんでは消えていくたわいもないことを、とりとめもなく書きつけていると...
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