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古文単語「いはく/言はく/曰く」の意味・解説【連語/名詞】 |
著作名:
走るメロス
43,904 views |
いはく/言はく/曰く
このテキストでは、古文単語「いはく/言はく/曰く」の意味、解説とその使用例を記している。
「いはく」には
①言はく/曰く
②稚く
などの用法があるが、ここでは「①言はく/曰く」を扱う。
また、「言はく/曰く」には、
①連語
②名詞
としての用法がある。
①連語
成り立ち
ハ行四段活用「いふ」の未然形「いは」と接尾語「く」が一語になったもの。
■意味
言うことには。
[出典]:ある人、弓射ることを習ふに 徒然草
「ある人、弓射ることを習ふに、諸矢をたばさみて、的に向かふ。師のいはく...」
[訳]:ある人が、弓を射ることを習うのに、二本の矢を手にはさんで持って、的に向かいます。師匠が言うことには...
「ある人、弓射ることを習ふに、諸矢をたばさみて、的に向かふ。師のいはく...」
[訳]:ある人が、弓を射ることを習うのに、二本の矢を手にはさんで持って、的に向かいます。師匠が言うことには...
②名詞
■意味
理由、わけ、事情。
[出典]:心中天野の網島
「いはくをご存じないゆゑご不審の立つはず。」
[訳]:事情をご存知ないのでお疑いにもなるはずです。
「いはくをご存じないゆゑご不審の立つはず。」
[訳]:事情をご存知ないのでお疑いにもなるはずです。
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