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古文単語「あらし/荒し」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
著作名:
走るメロス
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あらし/荒し
このテキストでは、ク活用の形容詞「あらし/荒し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「あらし」には
①荒し
②粗し
の用法があるが、ここでは「①荒し」について扱う。
形容詞・ク活用
未然形 | あらく | あらから |
連用形 | あらく | あらかり |
終止形 | あらし | ◯ |
連体形 | あらき | あらかる |
已然形 | あらけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | あらかれ |
■意味1
(波や風が)
荒れている、強く激しい。
[出典]:一月十八日 土佐日記
「十八日。なほ同じ所にあり。海荒ければ、船出さず。 」
[訳]:十八日。依然として同じところにいる。海が[red荒れているので、船を出さない。
「十八日。なほ同じ所にあり。海荒ければ、船出さず。 」
[訳]:十八日。依然として同じところにいる。海が[red荒れているので、船を出さない。
■意味2
(山道などが)
険しい。
[出典]:浮舟 源氏物語
「いと荒し山越えになむはべれど...」
[訳]:(宇治までの道のりは)たいそう険しい山越えではございますが...
「いと荒し山越えになむはべれど...」
[訳]:(宇治までの道のりは)たいそう険しい山越えではございますが...
■意味3
(性格や態度が)
乱暴だ、荒っぽい。
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