manapedia
更新日時:
古文単語「よって/よりて」の意味・解説【接続詞】
著作名: 走るメロス
15,445 views
よって/よりて

このテキストでは、古文単語「よって/よりて」の意味、解説とその使用例を記している。

※「よって/因って/依って/仍って」は「よりて/因りて/依りて/仍りて」の促音便
接続詞

意味

したがって、だから、そういうわけで
※前に述べたことを理由にのちの文を述べるときに用いる。

[出典]尼、地蔵を見奉ること 宇治拾遺物語
「そこの子に、地蔵といふ童ありけるを、それが親を知りたりけるによりて...」

[訳]:(行く先の)そこの子に地蔵という(名前の)子がいたのですが、(博打打ちは)その親を知っていたので...


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。