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古文単語「かく/駆く/駈く」の意味・解説【カ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
23,596 views |
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「かく/駆く/駈く」の意味・活用・使用例【カ行下二段活用】
このテキストでは、カ行下二段活用の動詞「かく/駆く/駈く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
動詞「かく」には
①欠く
②駆く/駈く
③舁く
④掛く/懸く
⑤掻く
などの用法があるが、ここでは「②駆く/駈く」を扱う。
カ行下二段活用
| 未然形 | かけ |
| 連用形 | かけ |
| 終止形 | かく |
| 連体形 | かくる |
| 已然形 | かくれ |
| 命令形 | かけよ |
■意味1:自動詞
馬に乗って走る。
■意味2:自動詞
馬に乗って攻める。
[出典]:木曾最期 平家物語
「『昔は聞きけん物を、木曾の冠者、今は見るらむ。左馬頭兼伊予守朝日の将軍源義仲ぞや。甲斐の一条次郎とこそ聞け。たがひによきかたきぞ。義仲うって、兵衛佐にみせよや。』とて、をめいて駆く。
[訳]:「昔耳にしたことがあるであろう、木曾の冠者(自分のこと)を、今は目にしていることであろうよ。(私が)左馬頭兼伊予守朝日の将軍源義仲である。(お前は)甲斐の一条次郎と聞く。お互いに(打ち合うには)いい敵だ。義仲を討ち取って、兵衛佐に見せるがよい。」と大声で叫んで馬に乗って攻めて行く。
「『昔は聞きけん物を、木曾の冠者、今は見るらむ。左馬頭兼伊予守朝日の将軍源義仲ぞや。甲斐の一条次郎とこそ聞け。たがひによきかたきぞ。義仲うって、兵衛佐にみせよや。』とて、をめいて駆く。
[訳]:「昔耳にしたことがあるであろう、木曾の冠者(自分のこと)を、今は目にしていることであろうよ。(私が)左馬頭兼伊予守朝日の将軍源義仲である。(お前は)甲斐の一条次郎と聞く。お互いに(打ち合うには)いい敵だ。義仲を討ち取って、兵衛佐に見せるがよい。」と大声で叫んで馬に乗って攻めて行く。
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