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古文単語「おぼしなげく/思し嘆く」の意味・解説【カ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おぼしなげく/思し嘆く

このテキストでは、カ行四段活用の動詞「おぼしなげく/思し嘆く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

※「思ひ嘆く」の尊敬語。
カ行四段活用

未然形おぼしなげか
連用形おぼしなげき
終止形おぼしなげく
連体形おぼしなげく
已然形おぼしなげけ
命令形おぼしなげけ


意味:自動詞

嘆き悲しまれる、悲嘆なさる、悲しんで心をお痛めになる

[出典]かぐや姫の嘆き 竹取物語
「さらずまかりぬべければ、思し嘆かむが悲しきことを、この春より思ひ嘆き侍るなり。」

[訳]:やむをえず(月の都へ)参らなければなりませんので、(おじいさん、おばあさんが)嘆き悲しまれるようなことが切ないということを、(私は)この春から嘆き悲しんでいるのです。


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