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古文単語「かばかり/斯ばかり」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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かばかり/斯ばかり

このテキストでは、古文単語「かばかり/斯ばかり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

副詞

意味1

これほど、この程度

[出典]高名の木登り 徒然草
かばかりになりては、飛び降るるとも降りなん。いかにかく言ふぞ。」

[訳]この程度の高さであれば、飛び降りても降りることができるでしょう。どうしてこのように言ったのですか。


意味2

これだけ、これきり

[出典]:仁和寺にある法師 徒然草
「極楽寺、高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。」

[訳]:極楽寺、高良などを参詣して、これだけだと思い込んで帰ってきました。


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