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古文単語「おぼろけなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
著作名:
走るメロス
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おぼろけなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「おぼろけなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | おぼろけなら | ◯ |
連用形 | おぼろけなり | おぼろけに |
終止形 | おぼろけなり | ◯ |
連体形 | おぼろけなる | ◯ |
已然形 | おぼろけなれ | ◯ |
命令形 | おぼろけなれ | ◯ |
■意味1
普通である、並だ、ありきたりだ。
■意味2
格別である、並ではない。
※この用法の場合、「おぼろけならず」の意味で用いられる。
[出典]:黒鳥のもとに・白波 土佐日記
「おぼろけの願によりてにやあらむ、風も吹かず、よき日出で来て、漕ぎ行く。」
[訳]:格別な祈願によってであろうか、風も吹かないでよい天気になって、(船を)こいで進む。
「おぼろけの願によりてにやあらむ、風も吹かず、よき日出で来て、漕ぎ行く。」
[訳]:格別な祈願によってであろうか、風も吹かないでよい天気になって、(船を)こいで進む。
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