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古文単語「たもつ/保つ」の意味・解説【タ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
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たもつ/保つ
このテキストでは、タ行四段活用の動詞「たもつ/保つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
タ行四段活用
未然形 | たもた |
連用形 | たもち |
終止形 | たもつ |
連体形 | たもつ |
已然形 | たもて |
命令形 | たもて |
■意味1:自動詞
持ちこたえる、維持する、永続する。
[出典]:帚木 源氏物語
「これなむ、え保つまじく頼もしげなき方なりける。」
[訳]:これこそ、持ちこたえることもできず頼りにできそうにない方面(の女)でした。
「これなむ、え保つまじく頼もしげなき方なりける。」
[訳]:これこそ、持ちこたえることもできず頼りにできそうにない方面(の女)でした。
■意味2:他動詞
そのままの状態を保つ、守り続ける。
[出典]:明石 源氏物語
「親、大臣の位を保ち給へりき。」
[訳]:親は、大臣の位を守り続けていらっしゃっいました。
「親、大臣の位を保ち給へりき。」
[訳]:親は、大臣の位を守り続けていらっしゃっいました。
■意味3:他動詞
治める、支配する。
[出典]:花山院の出家 大鏡
「世を保たせ給ふこと二年。そののち、二十二年おはしましき。」
[訳]:(天皇として)世をお治めになること二年。そののちに、(ご出家なされてから)二十二年ご存命でいらっしゃいました。
「世を保たせ給ふこと二年。そののち、二十二年おはしましき。」
[訳]:(天皇として)世をお治めになること二年。そののちに、(ご出家なされてから)二十二年ご存命でいらっしゃいました。
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