|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
高校古文『人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも寝ななむ』わかりやすい現代語訳と品詞分解 |
|
著作名:
走るメロス
78 views |
|
『人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも寝ななむ』の意味と解説
このテキストでは、伊勢物語の5段『通ひ路の関守』そして『古今和歌集』に収録されている歌「人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも寝ななむ」の現代語訳・口語訳と解説、そして品詞分解を記しています。
伊勢物語とは
伊勢物語は平安時代初期に書かれた歌物語です。作者は未詳ですが、在原業平がモデルではないかと言われています。
古今和歌集とは
古今和歌集(こきんわかしゅう)は、平安時代前期の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)です。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令により編集された和歌集のことです。
原文
人知れぬ わが通ひ路の 関守は 宵々ごとに うちも寝ななむ
ひらがなでの読み方
ひとしれぬ わがかよひぢの せきもりは よひよひごとに うちもぬななむ
現代語訳
人に知られていない私が通う(恋の)道の番人は、毎晩毎晩少しの間で良いから眠っていてほしいものです
解説
この歌の作者は在原業平です。伊勢物語によると、ある高貴な女性のところにお忍びで通っていたところ、それが家の主ばれてしまい、抜け道には見張りを置かれてしまいました。そのため女性に逢うことができずに帰ったときに詠んだ歌とされています。
技法・単語解説
■願望の終助詞
文末の「なむ」は、願望の終助詞。自分の力ではどうすることもできない他人や自然に対しての願望を表すときに用いる。
品詞分解
※名詞は省略しています。
| 単語 | 品詞 |
| 人 | 名詞 |
| 知れ | ラ行下二段活用「しる」の未然形 |
| ぬ | 打消の助動詞「ず」の連体形 |
| わ | 代名詞 |
| が | 格助詞 |
| 通ひ路 | 名詞 |
| の | 格助詞 |
| 関守 | 名詞 |
| は | 係助詞 |
| 宵々ごと | 名詞「よひよひ」+接尾語「ごと」 |
| に | 格助詞 |
| うち | 接頭語 |
| も | 係助詞 |
| 寝 | ナ行下二段活用「ぬ」の連用形 |
| な | 完了の助動詞「ぬ」の未然形 |
| なむ | 願望の終助詞 |
著者情報:走るメロスはこんな人
学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
伊勢物語『つひにゆく道』(昔、男わづらひて、心地死ぬべく〜)の現代語訳・口語訳と解説
>
百人一首52『明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな』現代語訳と解説
>
「かぎりなくかなしと思ひて」の現代語訳・品詞分解
>
『風吹けば落つるもみぢ葉水きよみ散らぬかげさへ底に見えつつ』現代語訳と解説・品詞分解
>
高校古文『女郎花盛りの色を見るからに露のわきける身こそ知らるれ』わかりやすい現代語訳と品詞分解
>
デイリーランキング
























