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高校古文『人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも寝ななむ』わかりやすい現代語訳と品詞分解
著作名: 走るメロス
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『人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも寝ななむ』の意味と解説

このテキストでは、伊勢物語の5段『通ひ路の関守』そして『古今和歌集』に収録されている歌「人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも寝ななむ」の現代語訳・口語訳と解説、そして品詞分解を記しています。



伊勢物語とは

伊勢物語は平安時代初期に書かれた歌物語です。作者は未詳ですが、在原業平がモデルではないかと言われています。


古今和歌集とは

古今和歌集(こきんわかしゅう)は、平安時代前期の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)です。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令により編集された和歌集のことです。


原文

知れぬ わが通ひ路の 関守は 宵々ごとに うちもなむ


ひらがなでの読み方

ひとしれぬ わがかよひぢの せきもりは よひよひごとに うちもぬななむ


現代語訳

人に知られていない私が通う(恋の)道の番人は、毎晩毎晩少しの間で良いから眠っていてほしいものです



解説

この歌の作者は在原業平です。伊勢物語によると、ある高貴な女性のところにお忍びで通っていたところ、それが家の主ばれてしまい、抜け道には見張りを置かれてしまいました。そのため女性に逢うことができずに帰ったときに詠んだ歌とされています。


技法・単語解説

願望の終助詞

文末の「なむ」は、願望の終助詞。自分の力ではどうすることもできない他人や自然に対しての願望を表すときに用いる。



品詞分解

※名詞は省略しています。



単語品詞
名詞
知れラ行下二段活用「しる」の未然形
打消の助動詞「ず」の連体形
代名詞
格助詞
通ひ路名詞
格助詞
関守名詞
係助詞
宵々ごと名詞「よひよひ」+接尾語「ごと」
格助詞
うち接頭語
係助詞
ナ行下二段活用「」の連用形
完了の助動詞「ぬ」の未然形
なむ願望の終助詞




著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。

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