1から12まで書かれたカードがあります。このカードから1枚だけをひくとき、次の確率を求めてみましょう。
■1:3の倍数のカードをひく確率
3の倍数のカードをひくということは、3、6、9、12の4枚のうちどれかをひけばよいということです。
12枚のうちから4枚のいずれかをひく確率は
となりますね。
■2:6より小さいカードをひく確率
6より小さいカードとは、1、2、3、4、5の5枚ですね。よって求める確率は
となります。
■3:5より大きいカードをひく確率
5より大きいカードとは、6、7、8、9、10、11、12の7枚ですので
が求まります。
アプローチ方法はもう1つあります。
5より大きいカードをひくということは、2で求めた
6より小さいカード以外のカードをひくということです。つまり
と求めることもできますので覚えておきましょう。