はじめに
このテキストでは、逆関数の単元の基礎である、「逆関数となは何か?」について説明をしていきます。
逆関数とは
関数
y=x-1 があるとします。 …①
この関数をxについて解いてみましょう。
x=y+1となりますね。
つまりこの関数では、
xがyの関数であるのと同時に、yもまたxの関数であるということがわかります。
このように、
y=f(x)においてxがyの関数であるのと同時に、yもまたxの関数であるとき、xについて解いた式を
x=g(y) …②とします。
②の式のxとyの値を入れ替えて
y=g(x)とした関数のことを、①の
逆関数であると言います。
先ほどの関数を使って具体的にみてみましょう。
■①をxについての形にする
■xとyの位置を入れ替える
これが①の逆関数です。
ちなみにy=f(x)の逆関数のことを
 )
と表します。