次数と係数

という式があったとします。
この式は、

、

、
という3つの項にわけることができますが、今回注目するのは、

や

のように、数字と文字がセットになっているものです。
係数
数字と実数がセットになっているとき、
数字の部分をその項の
係数と言います。つまり、

の係数は2、

の係数は3ですね。
次数
一方で、

は2×a×aの略式ですが、
掛けあわせている文字の個数を、その項の
次数と言います。つまり

の次数は2ですね。
ちなみに、

の次数は何になるでしょうか?
このときは、
各項の次数のうち最も数の多い次数を採用します。

のとき、一番大きい次数は

の2ですので、この式は2次の式であると言います。次数が1のときは1次の式(1次式)と言います。