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24_80 生物基礎:生物の多様性と生体 / 生物基礎:植生とその遷移

水が不足すると植物はどうなるのか

著者名: gg佐藤
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はじめに

普段は根から水分を吸い上げている植物ですが、土壌の水分が少なくなってしまったり、天気がよすぎて蒸散しすぎてしまうと(水分を出しすぎてしまうと)、植物は枯れてしまいます。
しかし、移動することはできない植物といえど、さすがに枯れる前に抵抗をみせます。その抵抗について述べて行きましょう。



気孔を閉じる

水分が足りなくなると、まず植物は蒸散で飛んで行く水分の量を抑えようとします。アブシン酸という物質が生成され、この働きによって気孔を閉じるのです。
これによって蒸散で飛んで行く水分の量を10分の1~30分の1に抑えます。
吸水力を上げる

それでも水分が足りなくなると、今度は根の吸水力を上げます。これは植物内の水分が少なくなったことによって、細胞内の浸透圧が高まることで起こる現象です。
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『教科書 生物Ⅰ』第一学習社
『理解しやすい生物ⅠB・Ⅱ』文英堂

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