第一次世界大戦のきっかけと終わり
1914年に、
第一次世界大戦が起こります。
歴史上で初めての世界大戦です。(27カ国の国が戦争に参加)
この戦争の発端は、
サラエボにおいてオーストリア皇太子が暗殺されたことです。(サラエボ事件)
このサラエボ事件が起こったバルカン半島では、歴史的に多くの民族紛争が起こっており、
ヨーロッパの火薬庫と呼ばれています。
ドイツ・イタリア・オーストリアを含む
同盟国と、イギリス・アメリカ・ロシア・フランスを含む
連合国との戦争になりますが、日本は1902年に結んでいた
日英同盟を名目に連合国側に参戦しました。しかしわざわざヨーロッパまで兵を派遣したということではなく、同盟国が持っていた中国の領土を攻撃しました。
結果は連合国の勝利で、1914年のパリ講和会議において結ばれた
ヴェルサイユ条約を結ぶことによって終戦しました。