みめかたち/見目形/眉目形
このテキストでは、古文単語「
みめかたち/見目形/眉目形」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味
顔かたち、容姿、容貌。
[出典]:
ねずみの婿とり 沙石集
「『日天子こそ世を照らしたまふ徳めでたけれ。』と思ひて、朝日の出でたまふに、『娘をもちて候ふ。
みめかたちなだらかに候ふ。まゐらせん。』」
[訳]:「太陽こそ世の中をお照らしになる能力が素晴らしい。」と思い、朝陽が出ていらっしゃるところに(ねずみが言うことには、)「(私は)娘を持っております。
容姿は程よくおります。献上いたしましょう。」