つらぬく/貫く
このテキストでは、カ行四段活用の動詞「
つらぬく/貫く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行四段活用
未然形 | つらぬか |
連用形 | つらぬき |
終止形 | つらぬく |
連体形 | つらぬく |
已然形 | つらぬけ |
命令形 | つらぬけ |
■意味:自動詞
貫く、突き通す、刺し通す。
[出典]:
木曾最期 平家物語
「太刀の先に
貫き、高く差し上げ、大音声を挙げて『この日頃、日本国に聞こえさせ給つる木曽殿を、三浦の石田次郎為久が討ち奉りたるぞや。』と名乗りければ...」
[訳]:(木曽殿の首を)刀の先に
突き通して、高くあげて、大声をあげて、「常日頃、日本国で名高くていらっしゃる木曽殿を、三浦の石田次郎為久がお討ち申し上げましたぞ。」と名乗ったので...