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26_80 地学基礎:変動する地球 / 地学基礎:大気と海洋

海の誕生

著者名: gg佐藤
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はじめに

海はどのようにして誕生したのでしょうか。そのプロセスにせまってみましょう。
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マグマオーシャン

宇宙空間の金属やガス、ちりなどが集まり地球の基礎ができたあと、地球は次第に大きくなっていきます。地球は大きくなるにつれ、物質の衝突や反応によって次第に熱を帯びていきます。
また、このときは大気中の二酸化酸素濃度が高く、発生した熱を大気に逃すこともできずに、地球上の温度はどんどんと上昇しました。
温度が上昇した結果、ついに岩石が溶け始め、地表はマグマに覆われるようになります。
このマグマの海のことをマグマオーシャンと言います。
原始海洋

マグマにのまれた物質は蒸発し、水蒸気となって地球の表面を覆います。
その大気の厚さは数百キロにも及んだと言われています。厚い雲を形成した水蒸気は、雨となり地表に降り注ぎ始めました。
地表はマグマが存在するほどの高温でしたので、最初は地表に届く前に雨は蒸発し、再び水蒸気にもどります。これを繰り返すうちに、雨は地表の温度を冷ましはじめ、マグマを固めていきます。数百キロに及んだ大気は何年も雨を降らし続け、最終的にそれが海になったと言われています。
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『教科書 地学Ⅰ』 数研出版

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