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古文単語「かふ/換ふ/代ふ/替ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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かふ/換ふ/代ふ/替ふ

このテキストでは、ハ行下二段活用の動詞「かふ/換ふ/代ふ/替ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「かふ」には
①換ふ/代ふ/替ふ
②買ふ
③飼ふ
④交ふ
などの用法があるが、ここでは「①換ふ/代ふ/替ふ」を扱う。
ハ行下二段活用

未然形かへ
連用形かへ
終止形かふ
連体形かふる
已然形かふれ
命令形かへよ


意味:他動詞

引き換えにする、交換する、取り替える

[出典]或者、子を法師になして 徒然草
「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず、人の嘲りをも恥づべからず。万事に換へずしては、一の大事成るべからず。」

[訳]:ひとつのことを必ず成し遂げようと思うのであれば、その他のことが途中で成り立たなくなるのをも嘆いてはならないし、人が馬鹿にすることをも恥じてはいけない。あらゆることと引き換えにしなければ、第一にすべき重大なことが成就するはずがない。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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