さしあふぐ/差し仰ぐ
このテキストでは、ガ行四段活用の動詞「
さしあふぐ/差し仰ぐ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ガ行四段活用
未然形 | さしあふが |
連用形 | さしあふぎ |
終止形 | さしあふぐ |
連体形 | さしあふぐ |
已然形 | さしあふげ |
命令形 | さしあふげ |
■意味:自動詞
上を見る、仰ぎ見る、見上げる。
[出典]:
かぐや姫の昇天 竹取物語
「えとどむまじければ、ただ
さし仰ぎて泣きをり。 」
[訳]:引き止めることができそうにないので、(おばあさんは、)ただ
仰ぎ見て泣いています。