仮定法過去 もし~だったら
■「もし今日晴れていたらピクニックにいけたのになぁ。」
このようなときみなさんはどんな英文を思い浮かべますか?
「もし~だったらなぁ」、そんな表現を可能にするのが
仮定法と言われる文法です。
「もし明日晴れたらピクニックに行こう」というように、未来を表すのは仮定法過去ではありませんので、気をつけてください。
仮定法過去
仮定法過去とは、
現在の事実とは違うことを望む場合に使う表現です。ややこしいですね、現在のことを示しているのに仮定法
過去だなんて。
「もし今日晴れていたらピクニックにいけたのになぁ」の場合、今は晴れていないことがわかりますよね。このように、
今の現実とは異なることを望むのが仮定法過去です。
文法
文章は次のようになります。
If+主語+動詞の過去形~、主語+would(could,might,should)+動詞○○
これで、
もし~だったら〇〇するのになぁとなります。
また動詞の過去形ですが、
なぜかbe動詞はwereを使います。(wasは使いません)
さて、それでは先程の例文を英語にしてみましょう。
If it were sunny today, I would go on a picnic.
過去形
ではもう1題!
十分なお金があったら車が買えるのになぁ。
If I had enough money, I could buy a car.
過去形
現在の事実とは反することを望む「~だったらなぁ」。このときには仮定法過去(動詞が過去形なので)を使います