manapedia
更新日時:
古今著聞集『衣のたて・衣のたてはほころびにけり』の品詞分解(助動詞など)
著作名: 走るメロス
54,273 views

一男八幡太郎義家、
衣川
に(格助詞)
追ひたて(タ行下二段活用・連用形)
攻め伏せ(サ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、

「汚なく(形容詞・ク活用・連用形)
も(係助詞)、
後ろ
を(格助詞)
ば(係助詞)
見する(サ行下二段活用・連体形)
もの
かな(終助詞)。

しばし(副詞)
引き返せ(サ行四段活用・命令形)。

もの言は(ハ行四段活用・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)。」

と(格助詞)
言は(ハ行四段活用・未然形)
れ(尊敬の助動詞・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
貞任
見返り(ラ行四段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
に(接続助詞)、


の(格助詞)
たて
は(係助詞)
ほころび(バ行上二段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
けり(詠嘆の助動詞・終止形)

と(格助詞)
言へ(ハ行四段活用・已然形)
り(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

貞任
くつばみ
を(格助詞)
やすらへ(ハ行下二段活用・連用形)、
しころ
を(格助詞)
振り向け(カ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、


を(格助詞)
経(ハ行下二段活用・連用形)
し(過去の助動詞・連体形)

の(格助詞)
乱れ
の(格助詞)
苦しさ
に(格助詞)

と(格助詞)
付け(カ行下二段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

そ(代名詞)
の(格助詞)
とき
義家、
はげ(ガ行下二段活用・連用形)
たる(存続の助動詞・連体形)

を(格助詞)
さし(接頭語)
はづし(サ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
帰り(ラ行四段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

さばかり(副詞)
の(格助詞)
戦ひ
の(格助詞)

に(格助詞)、
やさしかり(形容詞・シク活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
こと
かな(終助詞)。


※現代語訳:古今著聞集『衣のたて・衣のたてはほころびにけり』のわかりやすい現代語訳と解説


関連テキスト

・古今著聞集『小式部内侍が大江山の歌のこと

・古今著聞集『刑部卿敦兼と北の方

・古今著聞集『能は歌詠み



1ページ
前ページ
2/2
次ページ


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。