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【旧石器時代、縄文時代】 受験日本史まとめ 1 |
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著作名:
Cogito
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地球の誕生以来、地質年代で大別すると始生代・原生代・古生代・中生代・新生代に大別されます。新生代は第三紀と第四紀に分けられます。第四紀の約170万年前から約1万年前までを更新世(洪積期・氷河時代ともいう)と呼び、この後現在に至るまでの1万年を完新世といいます。
ステゴドン象やナウマン象、マンモス、エゾジカ、ヘラジカなどの動物が大陸から渡ってきた頃、人類も進化を遂げました。
最初の人類は猿人(アウストラロピテクス)で、その後原人(北京原人・ピカンテス=エレクトゥス)→旧人(ネアンデルタール人)→現生人類(クロマニョン人)→更新世人類(旧石器時代人)と進化していきます。
各地で化石人骨が出土するようになったのが更新世の時代で、明石人骨・牛川人骨・三ヶ日人骨・浜北人骨・聖岳人骨・港川人骨などが出土しています。この中で港川人は中国の柳江人に近いとされています。
さて、更新世で、人類が打製石器や骨角器を使用し始めた時代を旧石器時代といいます。この時代、人々は狩猟や漁猟をしていました。この後、中石器時代→新石器時代→青銅器時代→鉄器時代と続きます。縄文文化に先行する文化を先土器文化といい、代表的な遺跡が関東ローム層で相沢忠洋が1949年に発見した岩宿遺跡です。他にも早水台遺跡・座散乱木遺跡・馬場壇A遺跡などがあります。
旧石器時代には石を砕いて作った打製石器が使われ、握槌(握斧)・石斧・石刃・尖頭器・槍・細石器などがありました。
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