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古文単語「まかりいづ/罷り出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
9,221 views |
まかりいづ/罷り出づ
このテキストでは、ダ行下二段活用「まかりいづ/罷り出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ダ行下二段活用
未然形 | まかりいで |
連用形 | まかりいで |
終止形 | まかりいづ |
連体形 | まかりいづる |
已然形 | まかりいづれ |
命令形 | まかりいでよ |
■意味1:自動詞
(「出づ」の謙譲語で)
退出する。
[出典]:花山院の出家 大鏡
「まかり出でて、大臣にも、変はらぬ姿、いま一度見え、かくと案内申して、必ず参り侍らむ。」
[訳]:退出して、(父である)大臣にも、(出家前の)変わらない(自分の)姿を、もう一度見せて、かれこれと(天皇と一緒に出家する)事情を申し上げて、必ず(戻って)参りましょう。
「まかり出でて、大臣にも、変はらぬ姿、いま一度見え、かくと案内申して、必ず参り侍らむ。」
[訳]:退出して、(父である)大臣にも、(出家前の)変わらない(自分の)姿を、もう一度見せて、かれこれと(天皇と一緒に出家する)事情を申し上げて、必ず(戻って)参りましょう。
■意味2:自動詞
参上する。
[出典]:西鶴諸国ばなし
「常の礼儀すぎてから、亭主まかりいでて...」
[訳]:普段の挨拶がすんでから、亭主が参上して...
「常の礼儀すぎてから、亭主まかりいでて...」
[訳]:普段の挨拶がすんでから、亭主が参上して...
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