2つの○○の四則計算の答えはどうなるのか
2つの自然数の四則計算、2つの整数の四則計算、2つの有理数の四則計算、2つの実数の四則計算を行った場合、その計算の答えがどうなるのかについて考えていきます。
自然数の四則計算
正の整数のことを
自然数といいます。具体的には、"1,2,3,4・・・"で、分数や少数は含みません。
2つの自然数をA,Bとして、自然数の四則計算を行います。
A+B | 答えは常に自然数 |
A-B | A<Bのときに答えが-になる可能性があるので、答えが常に自然数とは限らない |
A×B | 答えは常に自然数 |
A÷B | A<Bのときや、答えが少数・分数になる可能性があるので、答えが常に自然数とは限らない |
整数の四則計算
正の整数、負の整数、0を合わせたものを
整数といいます。自然数と同じで、分数や少数は含みません。
2つの整数をC,Dとして、整数の四則計算を行います。
C+D | 答えは常に整数 |
C-D | 答えは常に整数 |
C×D | 答えは常に整数 |
C÷D | 答えが少数や分数になる可能性があるので、答えは常に整数とは限らない |
有理数の四則計算
整数、
有限小数、
循環小数を合わせたものを
有理数といいます。これには少数と分数も含まれます。
2つの有理数をE,Fとして、有理数の四則計算を行います。
E+F | 答えは常に有理数 |
E-F | 答えは常に有理数 |
E×F | 答えは常に有理数 |
E÷F | 答えは常に有理数 |
実数
有理数に、
循環しない無限小数を加えたものを
実数といいます。
2つの実数をG,Hとして、実数の四則計算を行います。
G+H | 答えは常に実数 |
G-H | 答えは常に実数 |
G×H | 答えは常に実数 |
G÷H | 答えは常に実数 |