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奥の細道『平泉』の品詞分解(助動詞・動詞の活用・原文など)
著作名: 走るメロス
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「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、笠うち敷きて、時の移るまで涙を落とし侍りぬ。「夏草や兵どもが夢の跡」「卯の花に兼房見ゆる白毛かな」


「国
破れラ行下二段活用「やぶる」の連用形
接続助詞
山河
あり、ラ行変格活用「あり」の連用形
城春
断定の助動詞「なり」の連用形
して接続助詞
青みマ行四段活用「あをむ」の連用形
たり」存続の助動詞「たり」の終止形
と、格助詞
うち敷きカ行四段活用「うちしく」の連用形
て、接続助詞
格助詞
移るラ行四段活用「うつる」の連体形
まで副助詞
格助詞
落としサ行四段活用「おとす」の連用形
侍り丁寧の補助動詞・ラ行変格活用「はべる」の連用形
ぬ。完了の助動詞「ぬ」の終止形
「夏草
間投助詞
兵ども
格助詞
格助詞
跡」
「卯の花
格助詞
兼房
見ゆるヤ行下二段活用「みゆ」の連体形
白毛
かな」終助詞






かねて耳驚かしたる二堂開帳す。経堂は三将の像を残し、光堂は三代の棺を納め、三尊の仏を安置す。

かねて副詞
驚かしサ行四段活用「おどろかす」の連用形
たる存続の助動詞「たり」の連体形
二堂
開帳す。サ行変格活用「かいちゃうす」の終止形
経堂
係助詞
三将
格助詞
格助詞
残し、サ行四段活用「のこす」の連用形
光堂
係助詞
三代
格助詞
格助詞
納め、マ行下二段活用「をさむ」の連用形
三尊
格助詞
格助詞
安置す。サ行変格活用「あんちす」の終止形






七宝散りうせて、珠の扉風に破れ、金の柱霜雪に朽ちて、既に頽廃空虚のくさむらとなるべきを、四面新たに囲みて、甍を覆ひて風雨をしのぐ。

七宝
散りうせサ行下二段活用「ちりうす」の連用形
て、接続助詞
格助詞
格助詞
破れ、ラ行下二段活用「やぶる」の連用形
格助詞
霜雪
格助詞
朽ちタ行上二段活用「くつ」の連用形
て、接続助詞
既に副詞
頽廃
空虚
格助詞
くさむら
格助詞
なるラ行四段活用「なる」の終止形
べき当然の助動詞「べし」の連体形
を、接続助詞
四面
新たにナリ活用の形容動詞「あらたなり」の連用形
囲みマ行四段活用「かこむ」の連用形
て、接続助詞
格助詞
覆ひハ行四段活用「おほふ」の連用形
接続助詞
風雨
格助詞
しのぐ。ガ行四段活用「しのぐ」の終止形
(※別解釈:しのぎ、ガ行四段活用「しのぐ」の連用形)






しばらく千歳の記念とはなれり。「五月雨の降り残してや光堂」

しばらく副詞
千歳
格助詞
記念
格助詞
係助詞
なれラ行四段活用「なる」の已然形
り。存続の助動詞「り」の終止形
「五月雨
格助詞
降り残しサ行四段活用「ふりのこす」の連用形
接続助詞
係助詞
光堂」


現代語訳

奥の細道『平泉』わかりやすい現代語訳と解説


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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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