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漢詩『秋風引』現代語訳・書き下し文と解説(形式や押韻など) |
著作名:
走るメロス
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『秋風引』
ここでは劉禹錫の詠んだ『秋風引』という漢詩の書き下し文、現代語訳(口語訳)とその解説を行っています。
白文(原文)
左から右に読んでください。
何 処 秋 風 至
蕭 蕭 送 雁 群
朝 来 入 庭 樹
孤 客 最 先 聞
書き下し文
何れの処よりか秋風至る
蕭蕭(せうせう)として雁群を送る
朝来庭樹に入り
孤客最も先に聞く
現代語訳(口語訳)
どこから秋風が吹いてくるのでしょうか。
もの寂しげに吹いて、雁の群れを送っています。
(秋風が)今朝方庭の木々の間に吹き込んだのを、
一人寂しい旅人(私)が最初に聞きつけたのです。
形式
この漢詩は五つに並んだ漢字が四つの行からなる、五言絶句というスタイルをとっています。また、「群」と「聞」が韻を踏んでいます。(押韻という)
単語解説
蕭蕭 | もの寂しげな様子 |
孤客 | 「一人寂しい旅人」と訳す |
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