仮定法の中には、"if"を省略できるものもありますので、早速みていきましょう。
1:Were I you, I wouldn't do that.
※もし私が君だったら、そういうことはしないだろう。
"If I were you, I wouldn't do that."の"if"を省略して、if節の語順を"were I~"と疑問文の形にしたものになります。すべての仮定法でこのように"if"の省略が可能かというとそうではなく、このパターンとこれから説明する"had"と"should"を含む文の3パターンのみ、省略が可能です。
2:Had you told,I would have helped you.
※もし言ってくれれば手伝ったのに。
"If you had told, I would have helped you."のIfを省略して、語順を"Had you~"と疑問文の形にしたものです。考え方は先ほどと同じですね。
3:Should the train be late, I would go to pick you up.
※万が一電車がとまるようなことがあれば、迎えにいきます。
"If the train should be late, I would go to pick you up."の"If"を省略して、語順を"Should the train~"と疑問文の形にしたものになります。
このように3つのパターンのときにのみ、Ifの省略は可能です。