関係代名詞で"what"を使う場合
このテキストでは、関係代名詞で"what"を使う場合についてみていきます。
1:
This is the thing which I wanted.
2:
This is what I wanted.
少しいびつですが、どちらの文も「
これは私が欲しかった物です」と訳します。この2つの文の違いはどこでしょうか?それは例文1には"the thing"という先行詞があるのに対し、例文2には先行詞がないという点です。
このように、
関係代名詞"what"は"先行詞+which"や"先行詞+that"のかわりに使われます。つまり
"what"は先行詞を含んだ関係代名詞ということになります。ちなみに
対象は物だけですので、"先行詞+who"のかわりには使えません。
関係代名詞"what"を含んだ例文
"what"を用いた文は、いくつかパターン化されていますので、例文を覚えておけば応用がきくようになるはずです。
3:
What I wanted to tell you is "I love you."
※"愛している"と伝えたかった。
4:
This is what I really wanted.
※これは私が本当にほしかった物です。
5:
Don't forget what I told.
※私が伝えたことを忘れないように。
例文3、4、5は"what"のかわりに"先行詞+which"を用いて、次のように表すこともできます。
3'
The things which I wanted to tell you is "I love you."
4'
This is the thing which I really wanted.
5'
Don't forget the thing which I told.
しかし"the thing which"よりもwhat"で表現することのほうが圧倒的に多いです。