助動詞"may"
このテキストでは、「
~してもよい」という意味を持つ助動詞"
may"について説明しています。mayには"
許可"と"
推量"の2つの意味があります。
1:
May I come in?
※入ってもよろしいでしょうか?
2:
You may go.
※行ってよろしい。
3:
You may not use dictionary in this exam.
※このテストで辞書は使ってはいけません。
4:
It may be sunny tomorrow.
※明日は晴れるかもしれません。
許可
mayに「
~してもよい」という、相手に対する許可の意味があります。例文1のように、
疑問文の形にして「~してもよろしいでしょうか?」と人にものをたずねるときによく使われます。
また、mayには目上からの発言というニュアンスがあります。例文2のように"You may~"という使い方もできなくはないのですが、
とても上から目線なのであまり実生活では使いません。
そして例文3のように"You may not~"と
否定形にすることで、「~してはいけません」という不許可の意味になります。のちに出てきますが、不許可を表すには助動詞"must"を使うこともあります。
"may not"は"must not"よりも軽めであるということを頭にいれておきましょう。
推量
例文4のように、mayにはもう1つ「
~かもしれない」という推量の意味があります。
例文4を仮に許可の意味で訳してしまうと、「明日は晴れてもよい。」とちぐはぐな文になってしまいますね。このようなときには
文脈から判断して、「~かもしれない」と訳すようにしましょう。