変曲点とは
y=f(x)において、この曲線上の点A(a、f(a))を境界に、曲線の凹凸の状態が変化するとき、この点Aのことをy=f(x)の曲線の
変曲点と言います。そしてこのとき「
f”(a)=0」が成り立ちますので併せて覚えておきましょう。
逆に「f”(a)=0」であれば点A(a、f(a))が変曲点かと言えばそうではありませんので注意しておきましょう。
問題
のグラフの凹凸と変曲点を求めてみましょう
まずy”を求めます。
p(x)=12x(x+1)として符号を調べると
■x=-1、0のときにp(x)=0
■-1<x<0のときにp(x)<0
■x<-1、0<xのときにp(x)>0
これらのことから
この曲線は-1<x<0のときに上に凸、x<-1、0<xのときに下に凸のグラフを描きます。
変曲点は、x=-1とx=0のとき、すなわち
(-1、0)と
(0、0)になります。