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古文単語「しぼる/絞る/搾る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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「しぼる/絞る/搾る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「しぼる/絞る/搾る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形しぼら
連用形しぼり
終止形しぼる
連体形しぼる
已然形しぼれ
命令形しぼれ


意味1:他動詞

絞る、ねじって水分を出す

[出典]百人一首 清原元輔
「契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは」

[訳]:固く約束したのにね。互いに(愛を誓い合ったことで流した涙でぬれた)袖を何度も絞りながら。末の松山を波が越えることはない(のと同じように私たちも心変わりをするまい)と。


意味2:他動詞

声を無理に出す、声をふりしぼる

[出典]すさまじきもの 枕草子
「験者の、物の怪調ずとて、いみじうしたり顔に、独鈷や数珠など持たせ、蝉の声しぼり出だして誦みゐたれど、」

[訳]:修験者が、物の怪を調伏するといって、たいそう得意顔で、(物の怪を乗り移させる人に)独鈷や数珠などを持たせて、蝉の(ような苦しそうな)声をしぼり出して(お経を)読んで座っているのですが、


意味3:他動詞

弓の弦を強く引き絞る

[出典]:曽我物語
「この矢をつがひ、しぼり返して」

[訳]:この矢をつがえ、強く引き絞っ


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