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古文単語「はらだつ/腹立つ」の意味・解説【タ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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はらだつ/腹立つ

このテキストでは、タ行四段活用の動詞「はらだつ/腹立つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

タ行四段活用

未然形はらだた
連用形はらだち
終止形はらだつ
連体形はらだつ
已然形はらだて
命令形はらだて


意味1:自動詞

腹を立てる、怒る

[出典]公世の二位のせうとに 徒然草
「いよいよ腹立ちて、きりくひを掘り捨てたりければ...」

[訳]:ますます怒って、切り株を掘り返して捨ててしまったので...


意味2:自動詞

けんかをする

[出典]若紫・北山の垣間見 源氏物語
「何事ぞや。童べと腹立ち給へるか。」

[訳]:どうしたのですか。子どもたちとけんかをしなさったのですか。


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