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古文単語「なる/慣る/馴る」の意味・解説【ラ行下二段活用 |
著作名:
走るメロス
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「なる/慣る/馴る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用】
このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「なる/慣る/馴る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行下二段活用
未然形 | なれ |
連用形 | なれ |
終止形 | なる |
連体形 | なるる |
已然形 | なるれ |
命令形 | なれよ |
■意味1:自動詞
慣れる、よく通じている。
[出典]:物語 更級日記
「紫のゆかりを見て、続きの見まほしくおぼゆれど、人語らひなどもえせず、誰もいまだ都なれぬほどにて、え見つけず。」
[訳]:(源氏物語の)紫の上に関するところを見て、続きが見たいと思うのだが、人に相談することができず、(家の人は)誰もまだ都(の生活)に慣れていないので、(読みたい続きを)見つけることができない。
「紫のゆかりを見て、続きの見まほしくおぼゆれど、人語らひなどもえせず、誰もいまだ都なれぬほどにて、え見つけず。」
[訳]:(源氏物語の)紫の上に関するところを見て、続きが見たいと思うのだが、人に相談することができず、(家の人は)誰もまだ都(の生活)に慣れていないので、(読みたい続きを)見つけることができない。
■意味2:自動詞
打ち解ける、なじむ、親しむ。
[出典]:久しく隔たりて会ひたる人の 徒然草
「隔てなく慣れぬる人も、ほど経て見るは、はづかしからぬかは。」
[訳]:離れることなく慣れ親しんだ人であっても、しばらくたって会うのは、気まりが悪くはないだろうか、いや気恥ずかしい。
「隔てなく慣れぬる人も、ほど経て見るは、はづかしからぬかは。」
[訳]:離れることなく慣れ親しんだ人であっても、しばらくたって会うのは、気まりが悪くはないだろうか、いや気恥ずかしい。
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