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古文単語「しをる/萎る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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しをる/萎る

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「しをる/萎る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行下二段活用

未然形しをれ
連用形しをれ
終止形しをる
連体形しをるる
已然形しをるれ
命令形しをれよ


意味1:自動詞

(植物が)しおれる、生気をなくす

[出典]百人一首 文屋康秀
「吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ」

[訳]:吹くとすぐに草木がしおれるので、なるほど、(それで)山(から吹きおろす)風のことを「荒らし」(すなわち嵐)というのだろう。


意味2:自動詞

悲しみでしょんぼりする、気落ちして元気をなくす

[出典]:真木柱 源氏物語
「女君、あやしう悩ましげにのみもてないたまひて、すくよかなる折もなくしをれたまへるを...」

[訳]:女君(玉鬘)は、不思議なほど気分が悪そうにばかりお振る舞いになって、(気持ちが)しっかりしている時もなく(悲しみに)気落ちしていらっしゃるのですが...


意味3:自動詞

ひどく濡れる

意味4:他動詞

しぼませる、しおれさせる

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