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古文単語「うちあぐ/打ち上ぐ/打ち揚ぐ」の意味・解説【ガ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
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うちあぐ/打ち上ぐ/打ち揚ぐ
このテキストでは、ガ行下二段活用の動詞「うちあぐ/打ち上ぐ/打ち揚ぐ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ガ行下二段活用
未然形 | うちあげ |
連用形 | うちあげ |
終止形 | うちあぐ |
連体形 | うちあぐる |
已然形 | うちあぐれ |
命令形 | うちあげよ |
■意味1:他動詞
手を打ち鳴らして歌い騒ぐ、宴会をする。
■意味2:他動詞
上にあげる、高くあげる。
[出典]:関白殿、二月廿一日に 枕草子
「車の左右に、大納言殿、三位の中将、二所して簾打ち上げ...」
[訳]:車の左右に、大納言殿と、三位の中将の、お二方で簾を上にあげ...
「車の左右に、大納言殿、三位の中将、二所して簾打ち上げ...」
[訳]:車の左右に、大納言殿と、三位の中将の、お二方で簾を上にあげ...
■意味3:他動詞
声を張り上げる。
[出典]:末の松山 奥の細道
「平家にもあらず、舞にもあらず、ひなびたる調子打ち上げて、枕近うかしましけれど...」
[訳]:平曲でもなく、幸若舞でもない、しなびた調子で声を張り上げるので、枕元に近くやかましかったのだが...
「平家にもあらず、舞にもあらず、ひなびたる調子打ち上げて、枕近うかしましけれど...」
[訳]:平曲でもなく、幸若舞でもない、しなびた調子で声を張り上げるので、枕元に近くやかましかったのだが...
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