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古文単語「たてつづく/建て続く/立て続く」の意味・解説【カ行四段活用/カ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
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たてつづく/建て続く/立て続く
「たてつづく」には
①カ行四段活用
②カ行下二段活用
の用法がある。
①カ行四段活用
未然形 | たてつづか |
連用形 | たてつづき |
終止形 | たてつづく |
連体形 | たてつづく |
已然形 | たてつづけ |
命令形 | たてつづけ |
■意味:自動詞
建ち並ぶ。
②カ行下二段活用
未然形 | たてつづけ |
連用形 | たてつづけ |
終止形 | たてつづく |
連体形 | たてつづくる |
已然形 | たてつづくれ |
命令形 | たてつづけよ |
■意味:他動詞
立て並べる。
[出典]:車争ひ 源氏物語
「...など言ふを、その御方の人も交じれれば、いとほしと見ながら、用意せむもわづらはしければ、知らず顔をつくる。つひに御車ども立て続けつれば、副車の奥に押しやられて、物も見えず。」
[訳]:...などと言いますが、(葵の上の従者の中には)そのお方の人(光源氏に仕える人)もまざっているので、(御息所を)気の毒だと思いながら、気を配ろうとするのも面倒なので、知らない顔をします。とうとう(葵の上のお車が御息所のお車を押しのけてお二方の)お車(の列)が立て並んでしまったので、(御息所のお車は葵の上の)お供の者が乗る車の億に押しやられて、何も見えない。
「...など言ふを、その御方の人も交じれれば、いとほしと見ながら、用意せむもわづらはしければ、知らず顔をつくる。つひに御車ども立て続けつれば、副車の奥に押しやられて、物も見えず。」
[訳]:...などと言いますが、(葵の上の従者の中には)そのお方の人(光源氏に仕える人)もまざっているので、(御息所を)気の毒だと思いながら、気を配ろうとするのも面倒なので、知らない顔をします。とうとう(葵の上のお車が御息所のお車を押しのけてお二方の)お車(の列)が立て並んでしまったので、(御息所のお車は葵の上の)お供の者が乗る車の億に押しやられて、何も見えない。
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