manapedia
更新日時:
『世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる』 現代語訳と品詞分解・文法解説
著作名: 走るメロス
61,465 views
はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている歌「雪世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」の現代語訳・口語訳と解説、そして品詞分解を記しています。

原文

世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる

現代語訳

この世の中では、一体何が不変であるのだろうか、いやない。(例えば)飛鳥川において、昨日は淵であったところが、今日は瀬にかわっているように。

解説・鑑賞のしかた

この歌は、誰によって詠まれたかはわかっていません。世の中はつねに動いていて、同じ状態が続くことはないのだという無常感を表現した歌です。

単語


世の中はこの世は、現生は
何か常なる「常に同じものがあろうか、いやない」という反語
ぞ-なる「ぞ+連体形」で、係り結びの法則


品詞分解

※名詞は省略してあります。

世の中
係助詞
反語の係助詞
常なるナリ活用の形容動詞「つねなり」の連体形
飛鳥川
昨日
格助詞
係助詞
今日
係助詞
格助詞
なるラ行四段活用・連体形


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。