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古文単語「いよいよ/愈」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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いよいよ/愈

このテキストでは、古文単語「いよいよ/愈」の意味、解説とその使用例を記しています。

副詞

意味1

いっそう、ますます

[出典]宇治拾遺物語
いよいよ笛を吹きて行けば、試みむと思ひて、足を高くして、走り寄りたるに...」

[訳]ますます笛を吹きながら進むので、(袴垂は)試してみようと思って、足音を高くして(その人に)走り寄ってみるのですが...


意味2

確かに、とうとう

[出典]:諸国はなし 井原西鶴
「袖など振るひ、前後を見れども、いよいよ無いに極まりける。」

[訳]:袖などを振り、前後を探してみますが、(お金は)確かにないということになりました。


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