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古文単語「こふ/恋ふ」の意味・解説【ハ行上二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
52,799 views |
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「こふ/恋ふ」の意味・活用・使用例【ハ行上二段活用】
このテキストでは、ハ行上二段活用の動詞「こふ/恋ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「こふ」には
①乞ふ/請ふ(ハ行四段活用)
②恋ふ(ハ行上二段活用)
などの用法があるが、ここでは「②恋ふ」を扱う。
ハ行上二段活用
| 未然形 | こひ |
| 連用形 | こひ |
| 終止形 | こふ |
| 連体形 | こふる |
| 已然形 | こふれ |
| 命令形 | こひよ |
■意味1:自動詞
(異性を)
慕う。
[作者]:筒井筒 伊勢物語
「君来むと言ひし夜ごとに過ぎぬれば頼まぬものの恋ひつつぞ経る 」
[訳]:あなたが来ようと言った夜ごとに、(むなしく時間が)過ぎてしまったので、(もう)あてにはしていませんが、(やはりあなたを)慕いながら過ごしています。
「君来むと言ひし夜ごとに過ぎぬれば頼まぬものの恋ひつつぞ経る 」
[訳]:あなたが来ようと言った夜ごとに、(むなしく時間が)過ぎてしまったので、(もう)あてにはしていませんが、(やはりあなたを)慕いながら過ごしています。
■意味2:自動詞
(物や場所・過去を)
なつかしく思う。
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