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古文単語「うらめし/恨めし/怨めし」の意味・解説【形容詞シク活用】
著作名: 走るメロス
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シク活用の形容詞「うらめし/恨めし/怨めし」の意味・使用例


形容詞・シク活用

未然形うらめしくうらめしから
連用形うらめしくうらめしかり
終止形うらめし
連体形うらめしきうらめしかる
已然形うらめしけれ
命令形うらめしかれ


意味1

悲しく思われる、残念である、悔しい

[出典]忠度の都落ち 平家物語
「その身、朝敵となりにし上は、子細に及ばずと言ひながら、うらめしかりしことどもなり。」

[訳]:(忠度は)その身が、朝敵となってしまったからには、(歌が詠み人知らずとして千載集に採用されたことに対して)異論を唱えられないと言いながら、残念で悲しく思われたことです。


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