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古文単語「ながむ/眺む」の意味・解説【マ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「ながむ/眺む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「ながむ」には
①眺む
②詠む
などがあるが、ここでは「①眺む」を扱う。
未然形 | ながめ |
連用形 | ながめ |
終止形 | ながむ |
連体形 | ながむる |
已然形 | ながむれ |
命令形 | ながめよ |
物思いにふけりながらぼんやりと見る。
[出典]:姨捨 大和物語
「この山の上より、月もいと限りなく明かく出でたるをながめて、夜ひと夜、寝も寝られず...」
[訳]:この山の上から、月がたいそうこの上なく明るく出ているのを物思いにふけりながらぼんやりと見て、一晩中、寝ることもできず...
「この山の上より、月もいと限りなく明かく出でたるをながめて、夜ひと夜、寝も寝られず...」
[訳]:この山の上から、月がたいそうこの上なく明るく出ているのを物思いにふけりながらぼんやりと見て、一晩中、寝ることもできず...
物思いにふける。
遠くを見渡す、眺望する、眺める。
[出典]:絵仏師良秀 宇治拾遺物語
「見れば、すでにわが家に移りて、けぶり・炎くゆりけるまで、おほかた、向かひのつらに立ちてながめければ...」
[訳]:見ると、すでに我が家に燃え移っており、煙や火が立ち上ったときまで、総じて、家の向かいに立って(その様子を)眺めていたので...
「見れば、すでにわが家に移りて、けぶり・炎くゆりけるまで、おほかた、向かひのつらに立ちてながめければ...」
[訳]:見ると、すでに我が家に燃え移っており、煙や火が立ち上ったときまで、総じて、家の向かいに立って(その様子を)眺めていたので...
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