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古文単語「おもひすつ/思ひ捨つ」の意味・解説【タ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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おもひすつ/思ひ捨つ

このテキストでは、タ行下二段活用の動詞「おもひすつ/思ひ捨つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

タ行下二段活用

未然形おもひすて
連用形おもひすて
終止形おもひすつ
連体形おもひすつる
已然形おもひすつれ
命令形おもひすてよ


意味:他動詞

見捨てる、顧みない、断念する

[出典]折節の 徒然草
「山吹の清げに、藤のおぼつかなきさましたる、すべて、思ひすてがたきこと多し。」

[訳]:山吹(の花)がさっぱりとしてきれいに(咲き)、藤(の花)がぼんやりとはっきりしない様子が、すべて、見捨てにくいことである。


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