|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「こととふ/言問ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】 |
|
著作名:
走るメロス
29,172 views |
|
「こととふ/言問ふ」の意味・活用・使用例【ハ行四段活用】
このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「こととふ/言問ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行四段活用
| 未然形 | こととは |
| 連用形 | こととひ |
| 終止形 | こととふ |
| 連体形 | こととふ |
| 已然形 | こととへ |
| 命令形 | こととへ |
■意味1:自動詞
物を言う、親しく話をする、声をかける、求愛する。
※上代の用法
[出典]:大伴宿禰 万葉集
「言問はぬ木すら春咲き秋付けば黄葉散らくは常をなみこそ。」
[訳]:物を言わない木でさえ、春には花を咲かせ秋には紅葉して(葉を)散らせるのは、この世が無常だからです。
「言問はぬ木すら春咲き秋付けば黄葉散らくは常をなみこそ。」
[訳]:物を言わない木でさえ、春には花を咲かせ秋には紅葉して(葉を)散らせるのは、この世が無常だからです。
■意味2:自動詞
質問する、尋ねる。
[出典]:東下り 伊勢物語
「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと。」
[訳]:「都」という名を持っているのなら、(都の事情に詳しいであろうから)さあ尋ねよう、都鳥よ。私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのかと。
「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと。」
[訳]:「都」という名を持っているのなら、(都の事情に詳しいであろうから)さあ尋ねよう、都鳥よ。私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのかと。
■意味3:自動詞
手紙を送る、便りをする。
[出典]:澪標 源氏物語
「この人をかうまで思ひやり言問ふは、なほ思ふやうのはべるぞ。」
[訳]:この人をこれほどまで気にかけて便りをするのは、やはりそのように思うわけがあるからですよ。
「この人をかうまで思ひやり言問ふは、なほ思ふやうのはべるぞ。」
[訳]:この人をこれほどまで気にかけて便りをするのは、やはりそのように思うわけがあるからですよ。
■意味4:自動詞
訪問する、訪れる。
[出典]:大原御幸 平家物語
「わづかに言問ふものとては、峰に木づたふ猿の声...」
[訳]:わずかに訪れるもとしては、峰で木から木へと移動する猿の声...
「わづかに言問ふものとては、峰に木づたふ猿の声...」
[訳]:わずかに訪れるもとしては、峰で木から木へと移動する猿の声...
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「ながし/長し/永し」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「あざる/戯る/狂る」の意味・解説【ラ行四段活用/ラ行下二段活用】
>
古文単語「ものから」の意味・解説【接続助詞】
>
古文単語「さがなし」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「さまざまなり/様々なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
デイリーランキング
注目テキスト
























