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古文単語「うひうひし/初々し」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
著作名:
走るメロス
13,955 views |
うひうひし/初々し
このテキストでは、シク活用の形容詞「うひうひし/初々し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・シク活用
未然形 | うひうひしく | うひうひしから |
連用形 | うひうひしく | うひうひしかり |
終止形 | うひうひし | ◯ |
連体形 | うひうひしき | うひうひしかる |
已然形 | うひうひしけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | うひうひしかれ |
■意味1
慣れていない、経験が乏しい、うぶである。
[出典]:那須野 奥の細道
「いかがすべきや。されどもこの野は縦横にわかれて、うひうひしき旅人の道ふみたがえん、あやしう侍れば...」
[訳]:どうしたものでしょうか。そうはいってもこの野道は縦横に分かれていて、(この土地に)慣れていない旅人が道を間違えるようなことも、心配ですから...
「いかがすべきや。されどもこの野は縦横にわかれて、うひうひしき旅人の道ふみたがえん、あやしう侍れば...」
[訳]:どうしたものでしょうか。そうはいってもこの野道は縦横に分かれていて、(この土地に)慣れていない旅人が道を間違えるようなことも、心配ですから...
■意味2
(慣れておらず)
気恥ずかしい、気後れする、きまりが悪い。
[出典]:賢木 源氏物語
「内裏に参り給はむことは、うひうひしく所狭く思しなりて...」
[訳]:宮中に三条なさるようなことは、きまりが悪く肩身の狭いこととお思いになって...
「内裏に参り給はむことは、うひうひしく所狭く思しなりて...」
[訳]:宮中に三条なさるようなことは、きまりが悪く肩身の狭いこととお思いになって...
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