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古文単語「あながちなり/強ちなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
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著作名:
走るメロス
61,452 views |
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あながちなり/強ちなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「あながちなり/強ちなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
| 未然形 | あながちなら | ◯ |
| 連用形 | あながちなり | あながちに |
| 終止形 | あながちなり | ◯ |
| 連体形 | あながちなる | ◯ |
| 已然形 | あながちなれ | ◯ |
| 命令形 | あながちなれ | ◯ |
■意味1
強引だ、無理矢理だ、一方的だ、身勝手だ。
[出典]:桐壷 源氏物語
「ある時には大殿籠り過ぐして、やがて候はせ給ひなど、あながちに御前去らずもてなさせ給ひしほどに...」
[訳]:あるときには、(更衣と一緒にお休みになられて)お寝過ごしになってそのままお側に付き添わせなさるなど、強引にお側から離れないようにお取り扱いになったうちに...
「ある時には大殿籠り過ぐして、やがて候はせ給ひなど、あながちに御前去らずもてなさせ給ひしほどに...」
[訳]:あるときには、(更衣と一緒にお休みになられて)お寝過ごしになってそのままお側に付き添わせなさるなど、強引にお側から離れないようにお取り扱いになったうちに...
■意味2
一途である、ひたむきである、熱心である。
■意味3
むやみに、異常なまでに、強いて。
[出典]:叡実、路頭の病者を憐れむ事 発心集
「世を厭ひて、心を仏道に任せしより、帝の御事とても、あながちに貴からず。」
[訳]:世俗を嫌がって、心を仏道にまかせてからは、帝のご用事とはいっても、むやみに尊いということではありません。
「世を厭ひて、心を仏道に任せしより、帝の御事とても、あながちに貴からず。」
[訳]:世俗を嫌がって、心を仏道にまかせてからは、帝のご用事とはいっても、むやみに尊いということではありません。
■意味4
必ずしも、一概に。
※この用法の場合、「あながち〜打消」形で用いられる。
[出典]:栄花物語
「これぞ前の斉宮と聞こえさすれば、あながち恐ろしかるべきことにもあらねど...」
[訳]:この方は前の斉宮と申し上げるのだから、必ずしも恐ろしく思わなければならないことでもないのですが...
「これぞ前の斉宮と聞こえさすれば、あながち恐ろしかるべきことにもあらねど...」
[訳]:この方は前の斉宮と申し上げるのだから、必ずしも恐ろしく思わなければならないことでもないのですが...
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