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古文単語「ながし/長し/永し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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「ながし/長し/永し」の意味・活用・使用例【形容詞ク活用】

このテキストでは、ク活用の形容詞「ながし/長し/永し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容詞・ク活用

未然形ながくながから
連用形ながくながかり
終止形ながし
連体形ながきながかる
已然形ながけれ
命令形ながかれ


意味

(時間的・空間的に)
長い

[出典]若紫・北山の垣間見 源氏物語
「日もいと長きにつれづれなれば、夕暮れのいたう霞たるにまぎれて、かの小柴垣のもとに立ち出で給ふ。」

[訳]:日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、(光源氏は)夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。


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