|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「あく/明く」の意味・解説【カ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
19,055 views |
あく/明く
このテキストでは、カ行下二段活用の動詞「あく/明く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「あく」には
①明く
②飽く
③開く/空く
などの用法があるが、ここでは「①明く」を扱う。
カ行下二段活用
未然形 | あけ |
連用形 | あけ |
終止形 | あく |
連体形 | あくる |
已然形 | あくれ |
命令形 | あけよ |
■意味1:自動詞
夜が明ける、明るくなる。
[出典]:九月二十日のころ 徒然草
「九月二十日のころ、ある人に誘はれたてまつりて、明くるまで月見ありく事侍りしに...」
[訳]:九月二十日のころに、あるお方に誘われ申し上げて、夜が明けるまで月を見て歩きまわることがございましたが...
「九月二十日のころ、ある人に誘はれたてまつりて、明くるまで月見ありく事侍りしに...」
[訳]:九月二十日のころに、あるお方に誘われ申し上げて、夜が明けるまで月を見て歩きまわることがございましたが...
■意味2:自動詞
年が明ける、年が改まる。
[出典]:祇王 平家物語
「かくて今年も暮れぬ。明くる春の頃...」
[訳]:このようにして今年も暮れました。年が明けて春の頃...
「かくて今年も暮れぬ。明くる春の頃...」
[訳]:このようにして今年も暮れました。年が明けて春の頃...
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「こころあわたたし/心慌し/心慌たたし」の意味・解説【形容詞シク活用】
>
古文単語「いでく/出で来」の意味・解説【カ行変格活用】
>
古文単語「をこがまし/痴がまし」の意味・解説【形容詞シク活用】
>
古文単語「うたて」の意味・解説【副詞/形容詞】
>
古文単語「いはむかたなし/言はむ方無し」の意味・解説【連語/形容詞ク活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「あく/明く」の意味・解説【カ行下二段活用】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング