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古文単語「ころびいる/転び入る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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ころびいる/転び入る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「ころびいる/転び入る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形ころびいら
連用形ころびいり
終止形ころびいる
連体形ころびいる
已然形ころびいれ
命令形ころびいれ


意味:自動詞

転がり落ちる、転がり入る

[出典]猫また 徒然草
「小川の端にて、音に聞きし猫また、あやまたず、足許へふと寄り来て、やがてかきつくままに、頸のほどを食はんとす。肝心も失せて、防かんとするに力もなく、足も立たず、小川へ転び入りて...」

[訳]:小川のほとりでうわさに聞いた猫またが、ねらいどおりに、(僧の)足元にさっと寄ってきて、すぐさま飛びつくやいなや、首のあたりに食いつこうとします。(僧は)正気も失って、防ごうとするも力も出ず、足も立たなく、小川へ転がり落ちて...


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