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古文単語「あさなあさな/朝な朝な」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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あさなあさな/朝な朝な

このテキストでは、古文単語「あさなあさな/朝な朝な」の意味、解説とその使用例を記している。

※「あさなさな/朝なさな」ともいう。
副詞

意味

毎朝毎朝、朝ごとに

[出典]筑紫に、なにがしの押領使 徒然草
「『日ごろここにものし給ふとも見ぬ人々の、かく戦ひし給ふは、いかなる人ぞ。』と問ひければ、『年ごろ頼みて、朝な朝な召しつる土大根らに候う。』と言ひて、失せにけり。」

[訳]:「普段こちらにいらっしゃるとも見えない方々が、このように戦ってくださるとは、どのようなお方ですか。」と質問してみたところ、 「長年(あなたが薬と)信頼して、毎朝毎朝召し上がった大根らでございます。」と言って、消えてしまいました。


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